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<title>ダッカ日誌</title>
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<item rdf:about="http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1223-2623.html">
<title>12月23日（火）晴れ</title>
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<description>●2007年４月から約１年間AANのボランティアとしてバングラデシュに滞在した川...</description>
<content:encoded>&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●2007年４月から約１年間AANのボランティアとしてバングラデシュに滞在した川本剛さんから久々のメール。今はコンサルタント会社に就職しているが、上水道事業改善協力プログラムの案件があるらしく、給水事業に従事しているNGOをおしえてほしいという内容。知っている範囲で情報を提供する。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●応用地質研究会による技術トレーニング・プロジェクト。これまでの活動の詳細がジョソール事務所から届いたので、遅れていた会計作業に入る。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●４時、インド・ビザ申請センター(IVAC)に一番乗り。川原さんのビザ付きパスポートを受け取る。無事に役目が果たせて、安堵。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;●５時、バングラデシュでの日程を終えた鹿児島大学の中谷純江さん、来所。同大学で、生化学の分野で博士論文を提出してきたばかりというイムランさん、同行。中谷さんには実りの多い、楽しい旅だったようだ。７時前、帰国の途につくべく空港へ。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●６時半～８時、来所してくれた末永さんと諸々の件で協議。技術トレーニング・プロジェクトの会計、来年度継続実施の見通し、年末の訪問者への対応、などなど。TPP案から変更履歴を取り除いてもくれた。深謝。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;対馬は28日の夜、一時帰国することにしている。片付けておかなければならない重要課題が山積。毎度のことながら、すでに対馬の胸がどきどきしているダッカの夜、&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-23T23:10:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1222-9da7.html">
<title>12月22日（火）晴れ</title>
<link>http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1222-9da7.html</link>
<description>　（最高気温26.2度、最低15.2度、平均湿度59％) ●TPP案の修正、サニ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　（最高気温26.2度、最低15.2度、平均湿度59％)&lt;/p&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●TPP案の修正、サニーさんの助けを借りながらどうにかそれらしき予算をまとめる。９時過ぎ、送信にかかるが、念のため添付した書類を開けると、変更の履歴がばっちり残っている。最終版にして変更履歴を消し、上書き保存したりファイルし直したり...。文書の保護とか版の管理とか、いろいろな機能を試しても、変更履歴が消えない。３時間あまりも挑戦したが、ファイルのし直しで、同じ文書が20余の名前で残ってしまった。今日中の送信を約束していたので、恥ずかしながらそのままJICAへ送信。メールで、変更履歴が現れないバージョンにしたら送ってほしいと頼みつつ。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt; &lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-22T23:09:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1221-cead.html">
<title>12月21日（月）晴れ</title>
<link>http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1221-cead.html</link>
<description>●味の素プロジェクトの一環として土呂久の有機農業者・佐藤マリ子さんに訪バをお願い...</description>
<content:encoded>&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●味の素プロジェクトの一環として土呂久の有機農業者・佐藤マリ子さんに訪バをお願いしているが、日程などの連絡がこないので、催促メール。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●季節柄、「メリークリマス＆ハッピー・ニューイヤー」のメールが届く。中にはアニメーション・タイプのものもありIT技術の進歩に驚かされる。一方で、そうしたメールを作る時間のある人はよほどの暇人かと羨ましくさえ思う。多分、ソフトを使いこなせれば、時間は問題ではないのかも知れない。こちらからは、お礼をかねた単純な文章だけの返信。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●JICA草の根・患者支援プロジェクトの件。14日送っていたTPP案の件で、４時からJICAバングラデシュ事務所の担当者が相談にのってくれる。貴重なアドバイスを頂戴したが、予算は全体の額を記載するようにという注文も。当然ではあるのだが。これまではバングラデシュ内での支出額だけを明記してきた。全体額の費目別、年度別ふりわけに関する情報が手元にない。明日中の提出を約束してきたが、てこずりそう。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;同プロジェクト実施には、別にNGOアフェアーズ・ビューローの承認が要る。申請に必要な本部からの資金提供約束状のようなものを作り、サニーさんに点検してもらう。対馬はJICAの事業として実施すると記したが、サニーさんは不要だという。確かに！　大幅に修正して本部に送り、代表の署名と返送をお願いする。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-21T23:08:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1220-4089.html">
<title>12月20日（日）晴れ</title>
<link>http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1220-4089.html</link>
<description>（最高気温27.4度、最低17.2度、平均湿度63％) ●川原一之さんのインド・...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;（最高気温27.4度、最低17.2度、平均湿度63％)&lt;/p&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●川原一之さんのインド・ビザ申請の件で、今日は査証料(580タカ)を支払いに行く。ビザ付きパスポートの受け取りは23日、とか。支払いと受け取りを同時にしてくれれば、多くの人の時間と労力が節約され（＋交通渋滞が減る）のに、以前はそうだったのに、インド役人の考えることがわからない。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●応用地質研究会とAANは1996年から毎年、アジア地下水砒素フォーラムを開催してきたが、来年はベトナムのホーチミンで開催するらしい。担当者から参加する意思があるか、いつがいいかという問い合わせがあり、参加したい旨返信。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●その他、諸々の件でメール送信。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●ダッカ・ロータリークラブ（RCD）とオーストリアのロータリークラブが組んでロータリー財団に申請していたマッチング・グラント。承認され、資金の到着を待っている状態だが、進め方を話し合いたいというので、モハカリ地区に会社事務所のあるRCDの重鎮、イフテカルル・アロム氏を訪ねる。ケシャプール水供給プロジェクト委員会を近々招集してくれるという。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●静岡県立大学のＫ教授、日本から昼過ぎダッカに到着。午後８時からJICA専門家の末永和幸さん、島村雅英さんも加わり、ステーキの夕食と会話を楽しむ。Ｋ教授は明朝ジョソールへ飛ばれる予定。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-20T23:08:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1219-a1aa.html">
<title>12月19日（土）晴れ（＠ジョソール）</title>
<link>http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1219-a1aa.html</link>
<description>（最高気温28.0度、最低19.8度、平均湿度77％) ●10時15分から２時ま...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;（最高気温28.0度、最低19.8度、平均湿度77％)&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●10時15分から２時までと、２時半から４時40分までスタッフ会議。活動が多いので、ひとつひとつの報告や今後の進め方の話し合いに時間がかかる。さほどの問題がなかったのが救い。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●鹿児島大学の中谷純江さんは一日中、宿舎で報告書書き。夕方７時半発の飛行機で一緒にダッカへ戻る。グルシャンI地区にある国際下痢研究所のゲストハウスに案内し、対馬はお役目御免。インド・ラジャスタンの村で社会人類学的な研究をつづけている中谷さんとの会話はとても楽しいものだった。AAN活動地域を視察に含めてくれたことに感謝。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-19T23:06:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1218-b27d.html">
<title>12月18日（金）快晴（＠ジョソール）</title>
<link>http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1218-b27d.html</link>
<description>●９時半、鹿児島大学の中谷純江准教授をケシャプール郡へ案内すべくジョソール事務所...</description>
<content:encoded>&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●９時半、鹿児島大学の中谷純江准教授をケシャプール郡へ案内すべくジョソール事務所を出発。途中、モニランプール郡のバザールにある茶店でレザウルさんと落ち合い、お茶。レザウルさんは、ケシャプール郡で推進しているユニオン議会による水質検査体制確立をめざす活動の現地責任者。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●途中、ケシャプール郡モッディヤクル村に立ち寄り、ジョソール・ロータリークラブのために設置した深井戸を見学。レザウルさんの説明を聞きながら、中谷准教授、数メートル先の木陰の向こうで井戸の手押しポンプを動かしている女性を発見。行って、「何のために井戸水を汲んでいるのか」とただすと、「料理のためだ」と言った。確かめると、汚染井戸であることを知っていた。そこで、「料理に使うと、砒素濃度が高まるおそれがある。絶対、料理には使うな」と説教する。ジョソール・ロータリークラブは節約のため、AANに深井戸設置の監督しか依頼してこなかった。残念だが、啓発が充分でなかったことがうかがえる。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●11時15分、ケシャプール・ユニオン議会に到着。30分後、ユニオン議会議長がバイクで駆けつけてくれ、中谷准教授のインタビューが始まる。砒素に汚染された井戸の割合が84％で、まだまだ安全な水確保が大きな課題と、いくつもの村の名前をあげていく。下痢、赤痢、コレラが健康問題として残っているそうだ。ここではコミュニティ・クリニックがひとつも活性化されていない由。ユニオン議会の建物の柱に、今は野党のBNP（国民主義者党）のポスターがあったが、議長がBNP支持者（or党員？）だからかも知れない。政党政治には落とし穴があり、犠牲になるのは地域住民だ。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●12時15分、ビシュヌプール村へ移動。10月中旬にここを訪れたときは、道路に掘っ立て小屋が並んでいたが、今回は姿を消していた。この地域は毎年、雨期のあと床上浸水や田畑の冠水に悩まされている。川底にシルトがたまって川の保水力が衰え、水が氾濫する。道路が高くつくられていて土手の役目を果たしているため、川水がいつまでも流出しないのだ。この現象はwater loggingと言われ、南のシャトキラ県では1980年代から問題になっていた。それが2000年ごろからジョソール県南部にまで広がっている。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;ビシュヌプール村に建設した砒素除去フィルターNo.2の場所に行くと、利用者組合の委員長、アブドゥル・シャッタールさんがいた。自分の名前のスペルを言ってくれるので、職業を尋ねると高校教師とのこと。組合員は95人で、月々５タカの維持費を徴収している、と説明してくれる。原水の砒素濃度が２倍に上がって、この砒素除去フィルターのろ過水の砒素濃度が基準値の50ppbを超えていることも、委員長は承知していた。ジョソール事務所の日報で過日、メンテナンス・トレーニングをしたことは対馬も知っていたが、砒素除去フィルターNo.2の現状をスタッフがきちんと説明していたことを、そして委員長が事態を冷静に受け止めてくれていることを、嬉しく思った。信頼関係があればこそ、だと思う。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;委員長のシャッタールさんの案内で、３人の患者宅を訪ねる。どこの家でも、砒素除去フィルターを設置する前に購入を勧めたカンチョン・フィルターをしっかり使っていた。レザウルさんが、ユニオン議会で水質検査をしているから、ろ過された水の砒素濃度を検査してもらうように勧めているのも頼もしく思えた。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;シャッタールさんが最後に連れて行ってくれたのは、自宅。庭の木からグァバをもぎとり、奥さんが櫛切りにして出してくれる。少し塩をつけて頂戴する。汗ばむような陽気で、なかなかの清涼剤となる。ずっと私たちについて歩いていた10歳ぐらいの少女が、グァバを食べている中谷さんと対馬を見つめている。「砒素を知っている？」と尋ねると、「知ってる」と答える。「どこにあるの？」と尋ねると、「井戸」と答える。対馬のベンガル語力ではそこまでが精一杯の会話。でも、嬉しい会話だった。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;車までの小道で、中谷さんがバナナの花と小さな緑色の実を見つけ、歓喜の言葉を発する。車に乗り込むと、ひとりの村人が熟したバナナを数本、持ってきてくれた。訪問者をあたたかく迎え、もてなしてくれるバングラデシュの人々に中谷さんはとても惹かれたようだ。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;バングラデシュ人のもてなしは、まだつづく。この時期、ジョソール県の農村部ではヤシの幹に切り口をつけ、小さな素焼きの壷をくくりつけて樹液を採る。現地では「ケジュール」という。２日前、中谷さんはそれをマズディア村で味わい、忘れられない味になった。ビシュヌプール村からの帰路、彼女はヤシの幹にぶらさがった素焼きの壷を見つけ、ケジュールを買いたいと言う。ナラヤン運転手が車を止め、大声で「このケジュールの&lt;/span&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;持ち主は誰か～」と叫ぶ。若い男性が出てきて、壷をおろし、小さなペットボトルにケジュールを注いでくれる。もちろん、男性はお金は受け取らない。中谷さんは、「ありがとう」をベンガル語と日本語と英語で何回も繰り返すだけだ。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;車中、ナラヤン運転手が「これはベンガル・ビールだ。頭くるくる（酔った様）になる」と話す。「今日はジョソール最後の夜だからパーティーをして楽しむのにちょうどいい」と応じる中谷さん。が、ナラヤン運転手の言葉をどこまで理解していたのか、途中でヨーグルトを購入する。甘いケジュールをかけて...と楽しみにしている風だ。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●午後４時、ジョソール事務所着。中谷さんは車を下り、今度は川原一之さん、トルンさん、サニーさん、カーンさんが乗り込み、砒素センター建設現場へ。待ってくれていた面々と屋上へ上がり、11人で砒素センター会議。建設の進捗具合、資金の現況、手持ち資金内での建設見通し、などなど。バングラデシュ人スタッフによる寄付金集めの苦労話も聞かされる。数々のプロジェクトをこなしながら砒素センター建設という大仕事をになってきたスタッフを、ともかくは讃えたい。が、実を結ばなければ充分な努力をしたとは言えない、などと対馬は下手な説教調の締めくくりのあいさつをしてしまう。まだ甘やかしておくわけにはいかない。バングラデシュ人スタッフが約束した建設資金100万タカを集めていないからだ。それを集める新たな約束を、この会議で、彼らはした。給料の一部を出すなど、犠牲をともなう約束だが、達成してくれることを念じたい。午後７時、たそがれの薄闇の中、会議終了。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●川原さんが夕食に豚汁を作ってくれるというので、中谷さん希望の「パーティー」が実現しそう。が、ケジュールはすでに発酵していて異様な匂いを放っている。鼻を押さえながら「ベンガル・ビール」に挑戦した中谷さんも、すぐに諦める。それでも、昆布やシイタケも入った実だくさんの豚汁などでおいしい夕食。川原シェフに感謝。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;隣のNGO・バシテシェカの守衛の咳払いが聞こえているジョソールの夜、&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-18T23:19:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1217-5a8a.html">
<title>12月17日（木）晴れ（＠ジョソール）</title>
<link>http://dacca.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/1217-5a8a.html</link>
<description>●中谷准教授、今日はシャシャ郡へ。同行者は、川原一之さん、ラナさん、対馬。啓発を...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt; &lt;/p&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●中谷准教授、今日はシャシャ郡へ。同行者は、川原一之さん、ラナさん、対馬。啓発を担当しているモンジュさんの娘タンミ、電化推進局を訪ねるアルアミンさんも車に乗って９時半過ぎ、ジョソール事務所を出発。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●電化推進局では川原さんとアルアミンさんが、砒素センターに引く電線の件で手続きに行く。「10分で終わる」はずだったが、ふたりが再び姿を現したのは30分後。そのあと、シャトキラ県に転勤になるという現局長の官舎に招かれて、お茶。この国では客をたいせつにもてなす風習がある。現局長とは持続的砒素汚染対策プロジェクト実施当時から何かとお世話になっていた川原さんのおかげで、砒素センターに電気を引くことが可能になった。おまけの、招待。時間が惜しまれたが、礼は尽くさねばならない。&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt; &lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt;●11時45分、シャシャ郡長事務所に到着。まず30分余、敷地の中に郡長のアイデア作られた総合開発モデル展示場を見学。ハキム郡長の案内で、AANが提供したミニ簡易水道や雨水収集装置、ダグウェル・サンドフィルターを見る。他には、エコサン・トイレやバイオマス、田んぼを利用した魚の養殖、改良かまどなど。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;郡長執務室に移ってからは、砒素汚染対策にしても農村開発にしても、貧困撲滅が急務、とハキム郡長。それぞれが持つ能力と資源を、人々の積極的な参画を得ながら総合的に開発していくことが肝要と説く。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;ハキム郡長は、AANがJICA九州と宮崎を中心に実施してきた総合的砒素研修に参加して帰ってきたばかり。日本の印象として、東京駅での経験から、「日本人は走っている。バングラデシュ人は眠っている」と評した。言いえて妙なり！&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;●１時過ぎ、シャシャ郡病院を訪ねるも、ナズムール・アーサン院長は郡事務所に行ったあとで留守だった。ジョソール県保健所所長(civil surgeon)のサラ・ウッディン氏がワクチン接種の研修に来ているというので、旧知の川原さんが面会を申し込む。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;数十分後、サラ・ウッディン氏はWHOの担当官と現れ、「コミュニティ・クリニック」に関する中谷准教授の質問に丁寧に答えてくれる。ジョソール県では241のコミュニティ・クリニックがあるが、現在は224カ所のみが機能している。そこには初期医療を担当するヘルス・アシスタントと、家族計画を担当するファミリー・プランニング・アシスタントが常駐するなど、貴重な情報をもらう。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;●２時、シャムタ村へ移動。モンジュさんが両親の法要のために用意したキチュリ（炊き込みご飯）をご馳走になる、そのあと、中谷准教授には数人の患者と彼らの生活環境を観察してもらう。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;●帰路、シャシャ郡病院長のナズムール・アーサン医師を、氏が個人的に運営するクリニックに訪ねる。インド国境に近いシャシャ郡ではHIV/AIDも大きな公衆衛生問題、という披瀝があった。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;夜の帳と静寂につつまれているジョソールの夜、&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-17T23:13:00+09:00</dc:date>
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<title>12月16日（水）晴れ（＠ジョソール）</title>
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<description>（最高気温27.1度、最低16.0度、平均湿度76％)　　　　　　　 ●中谷准教...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;（&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;最高気温27.1度、最低16.0度、平均湿度76％)&lt;/span&gt;　　　　　　　&lt;/p&gt;

&lt;div&gt;●中谷准教授、今日はジョソールへ。10時20分発予定の飛行機は１時間以上も遅れて11時半過ぎに離陸。ジョソール空港に着いて、その足で訪問予定地のマズディア村へ。ここでは味の素プロジェクトの食事調査を見学してもらうことになっていたが、すでに終わっていた。それでも、その日の調査対象となったオバイドゥル・ラーマン一家を訪問。「砒素中毒患者症状改善のための食生活指導」プロジェクトのおかげで症状が軽くなったし、食事がおいしくなったと、話してくれる。お礼のつもりか、チラという干し米とココナッツの実を細かく削ったものをケジュールと一緒に供してくれる。ケジュールとはココナッツの樹液で、黒砂糖のような甘味がある。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;ナシールッディン・ビシャスさんは、２メートルほどに積んだ稲ワラの上に座って、下から上げられてくる稲束を整頓していた。脇には、彼にとって３つ目となる大きなコンポストが出番を待っていた。間もなく植えるボロ米の田んぼに入れるという。乾燥させた稲ワラは２－３カ月後、牛の飼料により高く売れるらしい。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;シェイク集落からゴシュ集落に移動。ここでは、池の水の浄化装置であるポンド・サンド・フィルターの構造を説明する。それから少し歩き、有機農業で作られたキャベツやツルムラサキ、ナス、豆などの畑を見学。ツルムラサキは収穫の時期をすでに終え、茎の先に小さな桃色の花群をつけている。この先の部分が結構いい値で売れるらしい。ひとつちぎって口にすると、サクサク感と粘りに甘さがあって、そのままでも食べられそうだ。この辺りでは、もちろんカレー料理になる。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;●帰路、中谷さんの希望で、モシアハティ村を訪ねる。ほとんどの女性がグラミーン銀行の融資を受けてビジネスをしており、成功例が多いことから「マイクロクレジットのモデル村」として知られている。数年前、ヒラリー・クリントンが訪れたことでも有名だ。中谷さんの観察では、女性ビジネスから家族の男性を巻き込んだ家庭ビジネスに発展中とか。ある女性は20万タカぐらい儲けたらローンはやめたいと思っているのに対し、義父は「いやぁ、まだまだ。車も買わなければならないし...」と話していたらしい。大きくなるリスクを、誰がどう回避するのか、心配だ、と中谷さん。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;●夜は、ジョソール滞在中の末永和幸さんと一緒に砒素の溶出理由や、代替水源装置と事前調査、バングラデシュに来だした思い出話など、さまざまな砒素談義。&lt;/div&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
<dc:date>2009-12-16T23:12:00+09:00</dc:date>
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<title>12月15日（火) 晴れ</title>
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<description>●鹿児島大学の中谷純江准教授を案内して、午前はNIPSOM（国立予防社会医学研究...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;●鹿児島大学の中谷純江准教授を案内して、午前はNIPSOM（国立予防社会医学研究所）のアクタール教授を、午後は山形ダッカ友好病院のエクラスル院長を訪問。それぞれで、２時間近いインタービュー。数々の興味深い話を聞けたが、プロジェクト作りには苦労されるかも。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>ダッカ</dc:creator>
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<title>12月14日（月）晴れ</title>
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<description>●昼前、インド・ビザ申請センター(IVAC)へ行き、川原さんの代理でビザ申請書類...</description>
<content:encoded>&lt;div&gt;●昼前、インド・ビザ申請センター(IVAC)へ行き、川原さんの代理でビザ申請書類を提出。受理されて、安堵。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;バライチ砒素汚染対策プロジェクト(BAMP)の担当者には、川原さん宛て招待状をIVACにファックスで送ってくれるようメールで依頼。招待状の信憑性を確かめる手続きなのだろうが、結構ファックスが通じないことがある。無事に送受信されることを願う。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;●味の素社へ中間報告書評価シートへの回答を出しておいたが、お礼のメールが届く。中に、土呂久の有機農業者・佐藤マリ子さん訪バの際、帰路バンコクに立ち寄りたいと申し出ている件で「せっかくの機会ですので、どうぞ有意義にお過ごしください」というメッセージも。ありがたし&lt;/span&gt;。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;●11月26日、日本からの来訪者Ⅰ氏と面談していたが、土曜日(12日)何のためだか原稿チェックの依頼メールが届いていた。対馬の説明があちこちに飛んだり、うまく整理して話せていなかったようで、いくつか事実誤認があった。申し訳なかったが、ずい分と手を入れ、返信。&lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;●夕方８時半、鹿児島大学の中谷純江さんを出迎えに国際空港へ。この時間帯に到着ロビーに来たことがないが、ドバイやコルカタなどから５便が30分内に着陸している。メッカ巡礼を終えて帰国した人も多く、彼女が姿を見せたのは10時過ぎ。事務所近くのゲストハウスに案内するまでの車中、訪バ目的など熱っぽく話してくれる。明日からの同行が楽しみだ。&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ 明朝&quot;&gt;&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt; &lt;/div&gt;

&lt;div&gt;おとといからセーターを着始めているというのに、我が世の天国とばかりに蚊が飛び回っているダッカの夜、&lt;/div&gt;&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/span&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>



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<dc:date>2009-12-14T23:18:00+09:00</dc:date>
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